キューサイ 青汁 あります
週刊「街ニュース」第294号(1998.11.11発行)

一般財政における歳入が下降線をたどったり、バブル経済がはじけたことなどで、 「オープンスペース街」の売上げも下がり気味。来年度以降、行政からの補助金 も厳しくなるのかもしれません。

 「街」ではTシャツや名刺づくり、地域の商店のビラづくり・ポスティングなど 昨年から、不況にもつぶされない態勢とそれを保障する自主財源づくりを開始しています。

 しかしそれは共同作業所として「守りの姿勢」ではありません。「オープンスペース街」が共同作業所になる前の3年間、自主的に運営されてきたことに象徴 されるように、常に「進攻精神」で活動してきました。

 1994年にオープンした、憩いと電話相談の場「関町ケアネットワーク」、
 1995年に「街」グループとの連携の元に作られた「レストラン街」(今の沖縄料理店『チャンプルー街』)、
 1998年5月に出来た留学・研修のための宿泊施設「ステイ街」。

 それは、当事者たちの時には命を賭した血叫びに学び、そしてやがて来るで あろう福祉の冬の時代に増すであろう「ニーズ」に応えるために、「小さく作っ て・大きく育てる」方針とあくなき「進攻精神」で推し進めてきました。

 11月に入って、次なる飛躍に向けての財政的な確保のために、テレビ・コマー シャルでお馴染みの健康野菜飲料「青汁」の取扱店を始めることにしました。

 「青汁」の宣伝チラシのポスティング。ガッちゃんというポスティングのプロの指導で、随時、週刊「街ニュース」と一緒に「街」のメンバーが一枚一枚ポストに入れています。

 サンプル品の注文を受けると、カードの管理・伝票の記入もメンバーが先頭になってやってます。そうした努力が実り今では「定期購入」の注文が入るようになりました。12日に開かれる新規取次店説明会には、メンバー2人とスタッフ1人が代表として参加します。

青汁を飲んで、健康になろう!
青汁を売って、「街」をもっと元気にしよう!

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